忖度のこと…マジックを助手と一緒に演じる場合、まさに忖度が必要

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忖度とは

忖度(そんたく)…森友学園の問題でこの「忖度」という言葉を正直いって初めて知った。なんだか悪い言葉のように聞こえたけど、実際は、そんな悪い意味ではなく、google検索では、「他人の気持をおしはかること」と書いてある。

ということは、とても素敵なことのように思えて仕方がない。以前から「阿吽の呼吸」とか言う言葉があったが、まあそんな感じの意味でよさそうだ。ただ、どちらかと言うと日本文化特有のものかもしれないと書いてあったりして、たしかに我々日本人には、この忖度という言葉は、初めて聞いても意味を聞くと理解しやすかったのかもしれない。

わたしは、マジシャン

ところで、わたしは、学生時代マジッククラブの一員であった。そう、4年間勉強もしないでマジック一辺倒の学生生活をしていた。ステージでのトランプを使ったカードマジックや、イリュージョンといって、人体浮揚や人体交換、剣刺しなどの大道具を使ったマジックを披露していたものだ。その後社会人になっても、時折燕尾服を来て鳩を出したりもして楽しんでいた。

そのステージマジックをする上でとても重要なことがある。それは、一人ではできないということ。もちろん、クローズアップマジックといってテーブルで一人で行うマジックもあるけど、今日のお話は、ステージマジックのこと。ステージマジックでは、主役の演者の他に後見(こうけん)が必要になる。後見とは、助手のような立場ではあるが、この後見なしには、マジックを演じることはできない。そう、演者がルーティン通りに演技をこなすとき、今何をしなければいけないか即座に対応してこそ素晴らしい後見と言える。演者の忖度を見抜いてしっかり対応することが後見の仕事となる。

イリュージョンをやってきた私の場合、人体浮揚や剣刺しの大道具のセッテングやタイミングは、全て後見がやってくれた。そう演者である私は何もしないで、正直言って指を鳴らすだけだった。まさに後見は、演者の忖度をしながら動いてくれた。

もちろん、若干、忖度の意味を履き違えているのかもしれないが、後見は、演者が何を考えているのかを把握しながら行動しないと怪我やネタバラシをしてしまうことになる。まあよく人体浮揚の練習中に助手の女子を落としたもあったにはあったものだが。

そんな意味で、忖度という言葉の意味を聞いて学生時代を思い起した。ただ今でもそんな忖度を妻に要求したりする癖がついてしまっている私であるが、決して相手に要求するものではないのが本来の忖度なのだろう。

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